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『キッチン』 吉本ばなな

キッチン キッチン
吉本 ばなな (1998/06)
角川書店
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家族という、確かにあったものが年月の中でひとりひとり減っていって、自分がひとりここにいるのだと、ふと思い出すと目の前にあるものがすべて、うそに見えてくる―。唯一の肉親の祖母を亡くしたみかげが、祖母と仲の良かった雄一とその母(実は父親)の家に同居する。日々のくらしの中、何気ない二人の優しさにみかげは孤独な心を和ませていくのだが…。世界二十五国で翻訳され、読みつがれる永遠のベスト・セラー小説。泉鏡花文学賞受賞。



私的評価
キッチン、キッチン2:★★★★☆
ムーンライト・シャドウ:★★★★★

なんか今日の気分はばななさんなので2作目。有名な「キッチン」、その続篇「満月―キッチン2」、また別の作品「ムーンライト・シャドウ」から成っています

私は台所にとっても縁がない人間なので、「キッチン」のタイトルを見て、共感できるところあるかなあ?なんて思ってましたが、あんまり関係ありませんでした。訴えかけてくるものは、もっと何か大きなものです。続篇がありますが、これも一緒にして一作として読むほうがいいと思います。

しかし、私が好きなのは「ムーンライト・シャドウ」のほうです。もう、大好き。文句ありません。設定はよくある話かもしれないけど、ばななさんだとなんでこんなに心にしみるのでしょう?すごく哀しくて自分がもし主人公の立場だったら、って考えると耐えられないほどなんだけど、どこか救いというか優しさがあって読んでよかったって思える。寒々とした空気と、冷たい月の光に満ちた作品



注!!ここから作品の詳しいことも述べられています。


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「ムーンライト・シャドウ」

ああ、思い出すだけでも涙が出ます。彼氏の弟と、その彼女と、4人で楽しくやっていくはずだったのに…主人公も可哀想なんだけど、恋人と兄を同時に亡くしてしまった弟の悲しさは尋常じゃないよね

そして、ラスト。橋のむこうに死んでしまったはずの恋人が現れます。嬉しかったけど、悲しかったかなあ…もう自分はどうなってもいいから、どんなにかけよって抱きしめたかったかと思います

でもやっぱり人間はどんなにつらくても、こちら側に残る強さがあるんだなあ、と思いました

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コメント

なつかしいですね 

 初めて読んだ当時はキッチンが好きでした。(中学一年くらいかな?)
 今読んだらどちらがよくかんじるかわかりません。
 近いうちに読んでみようと思いました。
 どちらもいい話ですよね。
 染み入る、まさにそのとおりです。
  • 雨宮千歳 
  • URL 
  • 2007年02月01日 23時55分 
  • [編集]

ときわです 

>>雨宮千歳さん
中学一年生でばななさんを読んだんですか~すごいです(*'∪'*)
私はそのころ漫画ばっかり読んでいたので、この本の良さとかきっとわからなかったと思います…(^_^.)時がたってから読むと、また違った感想がでてくるかもしれないですね♪
  • ときわ 
  • URL 
  • 2007年02月06日 15時49分 
  • [編集]

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