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『ナ・バ・テア』 森博嗣

ナ・バ・テア ナ・バ・テア
森 博嗣 (2004/06)
中央公論新社

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信じる神を持たず、メカニックと操縦桿を握る自分の腕だけを信じて、戦闘機乗りを職業に、戦争を日常に生きる子供たち。地上を厭い、空でしか笑えない「僕」は、飛ぶために生まれてきたんだ―大人になってしまった「彼」と、子供のまま永遠を生きる「僕」が紡ぐ物語。



私的評価:★★★☆☆

スカイ・クロラシリーズの二作目。真っ赤な夕焼けの表紙にふさわしい内容。相変わらず飛行機の専門用語が出てきましたが、大分慣れてきました。いえ、ほとんど理解してないですけど(^_^.)

前作よりも現実的なかんじかな?森節も少なくて、ちょっとものたりないかも。私は前作のほうが好きですかね~

しかし、ここで森さんの、スカイ・クロラシリーズに仕掛けられているかもしれない(もちろんいい意味で)の存在を意識することになったのでした…


詳しくは続きで★






注!!ここからネタバレあります


################################################################






あ~あ、また森さんにやられてしまいました

主人公の「僕」がクサナギのことだったなんて!スカイ・クロラよりも前の話になりますね。主人公が女性なので、共感はしやすいかも。クサナギな男っぽいんだけど、やっぱり女なんだな~ってたまに垣間見えるところがいい

このシリーズの人物はすごく淡白だと思っていたので、クサナギが仲間の死に動揺するところとか、好きな男に嫉妬するところなんかは、人間味が感じられてなんだかホットしたかも


文庫版の解説はよしもとばななさんです


森先生にこの小説を読んだ感想をメールしたときに、
「一発で××!というお話しですね」と書いたら、
「うわあ!恥ずかしい!」というお返事がかえってきました。



…ばななさん、おもしろすぎ(笑)必見です。もちろん、マジメな感想もあります。さすが、ばななさん。これだけでなんか物語になりそうな勢い

さてさて、ここから一作目につながるかと思いきや、クリタとクサナギの間にはなんにもありませんでした。一作目はクリタは既にいないので、三作目は二作目の続きになるのでしょうか?

そんで、過去の話が全部終わって、いつか一作目の最初につながる…と。とにかく、二作目を読んで一作目の評価がグンと上がったことは間違いないです。今五つ星に限りなく近いです。一作目はクサナギの人物像とかあまりよくわからなくて、感情移入が完全にはできない状態だったけれど、二作目を読んで子供を産むまでのクサナギのことがよくわかったわけです。ああ、こんな背景があったんだなあ~と

クリタとの間に何があったかも知りたい!一作目が少し説明不足だな、と感じたのもこの構成ならうなずけます。キルドレとか、世界観はこれから少しずつ明らかになるのかもしれない

やばい…スカイ・クロラシリーズにどっぷり漬かりそうな予感がしてきました





空には、空気がある。
だから、飛んでいる間に、死ねたら良い、比嘉澤のように。
堕ちていくのは、体だけだ。
きっと、気持ちは、心は、空に残れるだろう。
心は、空気と同じ軽さのはず。
残れるだろう、きっと。





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  • 2007年01月30日 17時31分 
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