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『ダリの繭』 有栖川有栖

ダリの繭 ダリの繭
有栖川 有栖 (1999/12)
角川書店

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幻想を愛し、奇行で知られたシュールレアリスムの巨人―サルバドール・ダリ。宝飾デザインも手掛けたこの天才の心酔者で知られる宝石チェーン社長が神戸の別邸で殺された。現代の繭とも言うべきフロートカプセルの中で発見されたその死体は、彼のトレードマークであったダリ髭がない。そして他にも多くの不可解な点が…!?事件解決に立ち上った推理作家・有栖川有栖と犯罪社会学者・火村英生が難解なダイイングメッセージに挑む!



私的評価:★★★★★

記念すべき、私がはじめて読んだ有栖川作品!もう3回は読んだので完璧に近いかもしれない
しかし、火村先生の第一印象はぶっちゃけ、ナンだこのヒトは…でした(´∀`)
だってさああ、あんなこととかそんなこととか…普通言うかい(笑)

文庫版のほうの画像がないので単行本のほうの画像で。なんだかオシャレですね。角川文庫のほうはまるでダリ作品のようにひじょ~にシュールな表紙となっております。お試しあれ☆

これはかなり好きです!まさに有栖川先生大得意の部類ではないでしょうか?綺麗な宝石にシュールなダリ、山の別荘、そして美男美女…これで事件が起こらないはずはないじゃありませぬか

そしてアリスの小説を書き始めるきっかけとなった悲しい過去が明らかに…!!このエピソードは後にも出てくるので、けっこう重要、かも?そしてマンションの隣人さん登場で新たな展開!?

上野かどっかでダリ展やっててひじょ~に行きたかったのですが、行けなかったのが心残り(T□T) エッシャーも行きたかったな~。エッシャーのだまし絵、とかどっかの有栖川作品に出てきませんでしたっけ?ダリ、というとぐにゃぐにゃ時計のあの人か…


ネタバレありの感想は続きからどうぞ




注!!ここからネタバレあります



################################################################



個人の安らげるもの、つまりがこの作品のメインのテーマでしょうか?

カプセルの中で眠ることだったりとか、占いをすることとか、女になりきることとかが現実逃避の場所だったわけです

そしてアリスの場合は小説を書くこと。火村は…「学問にかこつけて人間を狩ること」らしい
アリスが小説を書き始めたきっかけは、好きだった女の子の自殺未遂。しかも、自分がラブレターを渡したその日に…そんなの、絶えられませんよ。でも、私はその日、何かの手違いがあったんじゃないか、と信じてます。だって、ラブレター読んでから自殺する?しかもアリスからもらったやつだよ?(根拠なし)
私だったらねえ、たとえアリスからじゃなくても、ラブレターなんぞもらったら狂喜乱舞しますよそりゃあ…もらい慣れてる人はなんとも思わないかもしれないけどさっ

小学校の時差出人がわからないやつをもらったことがありますが、私の名前、まちがってました
それでもいい思い出にしておきたかったのに、十年以上経ったごく最近になってあれは実は×ゲームだったとかいうふざけた事実が判明し…もう、返す言葉もない(笑)

すいません、余計な話でした。だから、あの子は実はラブレターを読んでなかったとか、何かの手違いで不幸の手紙かなんかと摩り替わってしまった?とかなんです!きっと…そうだよ。・゚・(ノД`)・゚・。

そしてアリスの隣人の美人登場!!はわわわ…大変っ。鳥を介して二人は親密な仲に…!?最後のアリスはなんだか積極的だしっ。鳴かないカナリア、一緒に飼う雄が死んでしまうっていうのも、なんかありそうですね、過去が…

そして、ラストの飛行機のシーン…大好き
伊丹空港かな?実際に飛行機があんな風に見える場所があるらしいですね~すっごく行きたくて、もうなんか有栖川有栖の神戸・大阪・京都ツアーを夏に本気で計画したんですが、あまりの猛暑に北海道にとって変わりました関西、行きたいなあ…

飛行機って大好き。特に夜の飛行場なんて、すっごく綺麗ですよね…羽田に一日中いたいくらい





―落ちてこい、飛行機。今、彼と私の上に落ちてこい。













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有栖川有栖について

有栖川有栖有栖川有栖(ありすがわ ありす、1959年4月26日 - )は、大阪府大阪市生まれの小説家、推理作家。本名は上原正英。高校一年生の時にSRの会入会。同志社大学法学部卒業。学生時代は推理小説研究会に所属。1989年、『鮎川哲也と13の謎』の一冊、『月光ゲーム Yの悲

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